
Image by Jose Sanchez Hernandez from Pixabay
・※注意点
本記事にはネタバレが含まれています。
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#108話 不老不死! 猫ショウ
オススメ度 ★★☆
また猫の妖怪!
やや多すぎるでしょう……、もう見飽きた感覚もある。
ネタがないのかなと思ってしまう。
キツネ、狸、ネコこのあたりの妖怪はしょっちゅう出てくるイメージである。
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若さエキスを吸うことで巨大化するのだが、若さエキスとは妖気とは違うのだろうか。初めて出てきた要素だと思う。
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猫ショウの体が、けっこう筋肉質に見える。とくに肩周りにジャガーやピューマのような立体感を感じた。

Image by Carla Manneh – Rombout from Pixabay
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15分くらい。
猫ショウの不意打ちを食らった鬼太郎をみて「鬼太郎」と叫ぶ猫娘に萌えキャラの風味を感じた(笑)
今回は猫娘の萌えキャラ風味が強いと思った。猫回だからだろうか?
#109話 雪山の怪異・のびあがり
オススメ度 ★★☆
鬼太郎の体から放たれるは電撃。髪の毛針やチャンチャンコとは違うサブの攻撃法法が出てくる。(何度も書いたが)これはちょっとめずらしい攻撃手段。
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あと、砂かけババアの砂嵐バリアも初めて見た気がする……もしそうだとするなら、109話で初出の手段ということになる……。
とってつけたような香りを感じてしまう。
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ストーリーはなかなか良かった。
適度にホラー風味もありつつ、最後には感動系オチ。

UnsplashのYucong Caiが撮影した写真
妖怪モノと言うより、宇宙系の感動ホラー的な、かなり変わった雰囲気が持ち味の今回。
109話でもあらたな境地に踏み込むのはすごいと思った。
#110話 八百八狸の反乱(前編)
オススメ度 ★★☆
今回はたぬきが主敵。たぬきの話は意外と多い。
やはり、昔から妖怪といえば化けだぬきだのといわれた背景があるからか。
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江戸っ子口調の敵狸集団。彼らの攻撃方法は殴る蹴るといった原始的なもの。
どんな攻撃を食らっても復活してしまう不死身の鬼太郎相手に殴る蹴るの攻撃は、ちょっと効率が悪すぎる気がする。
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作画の気になるところをつつくのはアレだが、ちょっと気になったので書く。
戦闘機の一群が月に向かって飛ぶシーン。
なんだか、一番下の戦闘機の作画が気になってしまった。飛ぶ方向、飛んでいる姿勢に違和感を覚えた。
戦闘機の一群が、月に向かって飛行するというシーン自体、絵的にも映える箇所なので、力は入れてほしい気はした。
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竹切たぬきがかわいい、愛嬌がある。
#111話 八百八狸の反乱(後編)
オススメ度 ★☆☆
咬龍という完全に見た目、怪獣の敵と戦う。鬼太郎は踏み潰されて、追い詰められる。
鬼太郎は死んだかと思われたが、その踏み潰した足の隙間から謎の液体が漏れ出す。
目玉のおやじ曰く、鬼太郎の胃液らしい。

UnsplashのWilhelm Gunkelが撮影した写真
そして、その胃液に触れ続けた妖怪獣は、足下から溶ける……いや、鬼太郎強すぎる。
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でかい妖怪のナマズも北極かどこかに引き連れて、冷凍させて倒す。
鬼太郎の攻撃法法の多彩さと、不死身性はすごい。
さすがに無傷とは行かず、自分も立方体に冷凍されるが海ジジイにもってきてもらい復活。
やはり不死身。
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ラストに展開の駆け込み感を感じてしまった
#112話 妖怪鬼髪と黒髪切
オススメ度 ★★★

Image by Jose Sanchez Hernandez from Pixabay
男気がある妖怪、黒髪切。
外見は、名探偵コナンの犯人なのだが、性格はかなりよい。
考えてみると、鬼太郎の攻撃手段の多くが、髪の毛などの毛がキーとなっている。
髪の毛針も霊毛チャンチャンコがそうである。
となると、鬼髪が難敵という設定はかなり正当で、それ故、面白い設定だと思った。
ぬらりひょんは、鬼髪と手を組むべきだったと思う。なんでそこを考えられなかったのだろうか。
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最後抱きかかえて、鬼髪ととともに倒れるシーンは、なんというか恋慕にも近しい感情があったのではないかと邪推するほどだった。
#113話 鬼太郎対三匹の刺客!
オススメ度 ★★★
日本的な絵が素晴らしい。

UnsplashのTommaso Ubezioが撮影した写真
お地蔵さんが並ぶ場所でねずみ男としゅのぼんが並んでいる絵も良い。
牧歌的な日本風景がこの時代劇チックなストーリーにもよくマッチする。相乗効果が出ている。
それにしてもたまにこういう、時代劇調のお話が挿入されるのだが、どういうことなのだろう?
話自体は平凡でも、全体として絵と話がまとまっているため、スムースに視聴できる。
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山ジジイ登場時の煙の絵がすごい。
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山ジジイの空気感、けっこう好き。我関せずで、ずっと平和。
平和に飯食って、平和に布団に入って寝ている。その姿が愛らしくもある。
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山じじいの攻撃モーションがゆっくりでかわいいと思った。
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話の展開的にコミカルで好き、背景、キャラも時代劇チックで良い。話がとてもスムーズで、妖怪のコミカルさも楽しめる回。
#114話 絶体絶命! 死神の罠
オススメ度 ★★☆
最終話。長かった……鬼太郎4期は思い出深い作品ではあるが、やはり通年アニメについて行くのは正直かなり大変だった。
まあ、ともかく最後である。
どういう締めを持ってくるのか。
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妖怪天国で母さんに会えるんじゃないでしょうか?と聞かれて、頬?を赤らめる目玉のオヤジは貴重な姿だと思った。
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敵は死神。
意外だった、何で突如死神なのか?
ビジュアル的にもラスボスの風格は感じられない。
と思ったものの考えれば、これは死神がどうという話ではないと思う。
死神という敵に意味はない。あくまで、主題、やりたいことは鬼太郎と母親の絆。
そのためにひっぱれそうな敵だったからもってきたというように個人的に見えた。
そういう安直な引っ張り方だと、敵そのものに魅力がなくなるという危険性があると思うのだが……、まあ、今回はバトルが重要というわけでもないし、良いのだろう。
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最終話で、母親のエピソードを絡めてきたのはうまいと思った。
114話に渡る長大な時間の最後に、何を持って来るかというのは難しい問題であり、鬼太郎の物語の勝負所でもあると思う。
そして持ってきたテーマが母親だった。ここで初めての母親登場である。
正直驚いたし、今までほとんど出てきてない要素をいきなり絡ませるというのはやや強引ではあると思う。
しかし鬼太郎は見た目子供だし、母親との絆はやはり永遠のビッグテーマ。
母親との絆が持つ威力は高く、114話分の物語をしめるパワーはある。
なので最後に持ってくるのは適切かもしれない。
最終話と言えば、大きな敵との決戦でしめるというのが、セオリーだろうとおもう。
が、それ以外となると、今まで登場してなかったが、主人公がものすごく大切にしている人との邂逅イベント(今回は母親)でしめるという方法も悪くはないのだなぁと、思わされた。

UnsplashのNathan Dumlaoが撮影した写真
#感想 鬼太郎 第4期を通して
#感想1
兎にも角にも、鬼太郎4期は物語の脇をがっちり支えているBGMが秀逸。
逆にこれなしでどうやって鬼太郎4期を語れば良いのかわからない、それほどに欠かせないピースとして、音楽が存在している。
本当に素敵な音楽である。
反撃のシーンに移ったときの躍動的な音楽も、問題が一段落して締めに入ったときに、しみじみと流れる優しい音楽もすべて忘れがたく、少し耳にしただけで鬼太郎の活躍が脳裏に鮮明に蘇ってくる。
#感想2
鬼太郎アニメには、日本昔話的な因果応報の学び、勧善懲悪、そういったものが妖怪という不可思議な存在を媒介して、よく描かれているとおもう。
というわけで、小学生くらいの少年たちが見るのに好適だろうと思う
#感想3
鬼太郎アニメにおいて、最終解決の手段、攻撃方法がかなり強引だったりすることがある。
胃液になって、怪獣(咬龍)そのものを溶かす(111話)などを筆頭に、食べられたりしても体内から攻撃して脱するなどがある。
そういうのも、昔から言われている能力だったりするならわかるが、後出しじゃんけんのように、その場その場で、能力を出す。
そういう展開がややご都合感が出てしまう気がした。そこはちょっとな、と思うところではある。
#感想4
100話以降は、ぬらりひょんの一大イベントが終わり、なんとなく消化試合の感じもあった。
個人的には50話あたりまでが安定して面白く、ゆえに平均値も高い。
それ以降はなんとなくネタや演出の重複のようなものが散見されたような気がした。
おそらくそれで、若干面白さの平均値が下がっていた。
上下回など連続する回で、一番印象に残るのは、46,47話あたりの妖怪裁判だった。
しかし単話完結型よりも連続回にどことなく当たりが少ない気がする。
ここは改善の余地があるかもしれない。
というか、前半ではいい話が多かったので、単話で終わらせずもっと話数を使用しても良かったと思う回が多かったように思う。
100話あたりのぬらりひょん対決回も、物語の大一番といったところだろうが、そもそもぬらりひょん自体にラスボスとしての風格もなく、かっこよさもなかったので、初手から盛り上がりに欠ける。
早い話、物語のラスボスとして物足りない気がする。もっとかっこよくて強大な敵を作るべきだったと思う。
#まとめ
『鬼太郎 第4期』は素晴らしい作品だった。
今回、かなり腰を据えて視聴したので、深く作品を味わえたことは個人的にかなりうれしい。
ただ、各話でも善し悪しがあったり、後半になればなるほどのネタや演出の重複感などを感じることが多かった気はした。
しかし114話という長丁場で物語を作り続けなければならない苦労は相当なものだろうと思う。
毎度ながら、通年アニメ(+それ以上のアニメ)を作る制作サイドさん、スタッフさんの頑張りには頭が下がる思いがある。
とにもかくにも素晴らしいアニメだった。
少年期に、このアニメにであえたことは少年期の幸せの一つだったと思う
