ゲゲゲの鬼太郎(第4期)1996年  感想 その9 45話~50話

Image by Markus Winkler from Pixabay

目次

・※注意点

本記事にはネタバレが含まれています。

ネタバレを嫌う方、まだ未視聴の方などブラウザバックをお願いします。

 

 

 

 

 

#45話 もち殺し! 妖怪火車

 

オススメ度 ★☆☆

 

火車の使う火の鞭のような武器、それが個人的によかった。
鬼太郎をねらう鞭の動きにも迫力はあり、鞭をよける鬼太郎の動きも良い。

UnsplashDavid Valentineが撮影した写真

この火の鞭、私の好きなロードオブザリングのバルログも使っていたのを思い出した。

 

母親が息子娘を思う気持ち、それは何歳になっても同じ。そう言うところでなかなか泣かせてくれるかもしれない。

 

#46話 妖怪大裁判(前編)

 

オススメ度 ★★★

 

上下回。

これはかなり面白いとおもう、鬼太郎4期上下分割回でもかなりトップの面白さ。

カラス天狗が警察らしい。

たしかベリアル回でも、カラス天狗が封印していたので、治安維持は彼らなのかな?と考える。

ちなみに話がそれるのだが、『カラス天狗』と言われて真っ先に思い出すのは、東京西部にある霊山としても有名な高尾山、そこにかなり大きなカラス天狗だか?の銅像があったとおもう。

Image by Markus Winkler from Pixabay

高尾山には天狗?だか修験者だががいて、守り神的なものらしい?
そういうのを思い出す。

 

このころはぬらりひょんが味方側にいた……のちに裏切が発覚し、そこからぬらりひょんはライバル的な役回りになる。
記憶に間違いがなければ、たぶん、今回が鬼太郎との初めての邂逅かもしれない。

 

 

「いくら鬼太郎とはいえ、溶解液に入れられたら最後じゃ。簡単には元の姿には戻れんぞ」と砂かけ婆は言う。
しかし、そうは思わなかった。

なぜなら、私はここまでずっと鬼太郎を追いかけ続け、アニメをみている。そして鬼太郎がどんな場面でも死にはしないと知っている。

どんな妖怪に食べられても、どんな攻撃で攻撃されても、復活してきた。
そういうことをすでに知っているがゆえに、こういうセリフを聞いても、深刻に捉えることが出来ない(笑

鬼太郎のもつ不死身性の濫用は、エンタメ作品において緊張感を減退させる危険はあるとおもった。

 

 

個人的には、やはりカラス天狗……好きだと思う。カラス天狗のちょっとしたバトルとまではいかないが、躍動感のあるシーンもあって個人的にうれしい。
翼で飛びながら、逃げる鬼太郎を六角棒で突く躍動感あるシーンは貴重なカラス天狗のアクションシーンと思った。

 

ぬらりひょんが登場するのは貴重。さらにストーリーも裁判を土台にして、走れメロス的に無罪証明のために動くというストーリーなので、見応えがある展開だと思った。

 

#47話 妖怪大裁判(後編)

 

オススメ度 ★★★

 

地獄の宝、地獄絵図。それを巡る冒険。
地獄の宝である『地獄絵図』という設定は優れているように感じた。

UnsplashSnowscatが撮影した写真

 

夜行さんが、敵でも味方でもないポジション。
たしかに前に出てきたときの、あのサイコパス風味を思えば違和感はない。

 

鼻毛で攻撃するも百々爺が面白い。しかも、鼻毛や鼻水、さらに鼻水風船に内包された毒ガス攻撃?など、正直、不衛生な攻撃のオンパレード。不衛生な攻撃方法を学べた気がする。

しかし、そもそもなんで不衛生な攻撃なのだろうか?

ふと気になって調べてみると、百々爺という妖怪は病気に関連する性質を持つ妖怪らしいのだ。つまりそういうところから、攻撃方法も不衛生なものになったのだろうと思われた。

化けガラスが百々爺を落として、ねずみ男が逃げようとしたときに、そのねずみ男も話して、飛び去るシーンは良かった。鳥の羽ばたきや舞い落ちる烏羽がよく描かれている気がした。

 

時代流しの刑ということで恐竜時代へ。死ぬことのない妖怪に対する刑罰となると時代送りなどの刑罰になるのかと、少し感心した。人間の尺度とは違うのだな、と思った。

 

恐竜を見たときに、ある考えが頭をよぎった、鬼太郎4期とは全く関係のない最近知ったその話をしたい。

話は【恐竜と鳥類のつながり】のことである。

Image by Katie Rose from Pixabay

最近の研究によると、鳥類と恐竜はかなり近しい存在らしい……ではなく、鳥類は恐竜そのものということらしいのだ!?

つまりニワトリはティラノサウルスに近い存在……そんなバカな!昔、ジュラシック・パークという映画をみて、恐竜の圧倒的な迫力にときめいていたのに……あれが、ニワトリみたいなものだなんて……(笑

 

となると、ティラノサウルスも、つるりとした爬虫類スキンでなく、羽毛をたっぷりまとった姿なのかもしれない。

今回のアニメに出てきたティラノ風の恐竜の姿も、いずれ時代遅れな姿になるのかな、などは思った。

まあ、しかしこのアニメが産み出され、恐竜が描かれたのは90年代で、その時点の恐竜知識で言えば、間違った姿ではないので、時代遅れという指摘を受けるのはかわいそうな話ではある。

 

 

#48話 えんま大王とねこ娘

 

オススメ度  ★★☆

 

猫娘回。

猫の飛び出しを救うために道路に飛び出す猫娘。
いい話風だが、飛び出し行為のせいで車一台がオシャカになり、運転手は救急車を呼ぶ羽目になるというのは、【ちょっとした行為】と解釈できる規模とは大きく逸脱しているだろう(笑

UnsplashKamil Kalkanが撮影した写真

 

猫娘が不良少女とで会う。三人の不良少女、昭和のヤンキー風全開なのだが、明らかに一人だけ別嬪さんな雰囲気。

作画の違い、それだけで、「あ、この少女がキーマンなのだな」と察してしまうのだ。それほどに、作画が違う(笑

 

ねずみ男登場、彼はゲーセンで真面目に働いていた……たいへん偉いと思う(笑
もしかしたら、114話の中で、真っ当に労働に勤しんでいる数少ないシーンかもしれない。

資本主義的に見れば、山奥の薄暗い湖畔で食っちゃ寝の生活をしている鬼太郎よりも、アルバイトに勤しみ、資本主義にハマっているねずみ男の方が価値は高いだろうと思った(笑

まあ、もちろん、鬼太郎は多くの人を救っている、しかも無償で。それはたいへん徳の高い行為であり、資本主義の枠組みで測ることは出来ない。

しかしだからこそ本人もあまり良い生活は出来ないだろう。(別の回だが、そのために腹を空かしている描写があったことからもわかる)

 

今回感想の冒頭、猫娘が大事故を引き起こした。車一台ダメになるような大事故は不幸すぎるといったことを書いたが、最後まで見ていると、どうもそう単純に結論づけるものでもないかもしれない。

というのも、どんな形であれ、猫娘と母親があの事故で出会った。

もし出会わなければ、そのあとに展開される不良少女と母親の仲を誰が取り持つの言うのか。

もし猫娘が事故を巻き起こしてでも母親とで会わなければ、一体誰が閻魔大王に直談判をして、母親の命の救い方を教えてもらうことができただろうか?

猫娘以外にはできるわけがない。

そういう一連の起点があの大事故だったと考えると、車一台オシャカになった大事故だ、といっても、そう悪いものでもないのでは、といえる。

いや、むしろ、実の娘と仲直りし、かつ、命が救われる【人生好転ルート】を手に入れられるとするなら、あの大事故なんぞ、安いくらいだ、そうはいえないだろうか?

人間万事塞翁が馬、という古い言葉があるが、そういうことを感じさせてくれる回でもあったように思う。

つくづく人生とは複雑怪奇である。

 

 

#49話 水妖怪赤舌の疾走!

 

オススメ度 ★★☆

 

柔らかそうな雪に覆われた里山の風景が美しい。

UnsplashKanta Demizuが撮影した写真

 

引っ越すからと言って、ペットを野性に返してはいけない気がするのだが……(生態系の問題だったり、そもそもペットは野生の過酷な環境で長生きできない問題だったり)
さらにいうと、捨てたにもかかわらず助けてほしいというのは、都合が良すぎる気はした(笑

まあ妖怪だから、ということで……。

 

魔法少女のマスコットキャラ的な外観から、畑怨霊レベルのヴィジュアルになってしまった赤舌。

 

麻酔ミサイル弾……??? き、聞いたことが無い……。

某スネークの麻酔拳銃は知っているが……ミサイルは知らない。

どんな兵器なのか?
毒ガス兵器的な形で、吸い込んだ瞬間、昏倒するような特別なガスをばらまくものだろうか。

いや、むちゃくちゃだと思う……。

 

完全に怪獣映画にはなってしまうものの炎の海に沈む赤舌の姿は迫力があると思った。

そして、ジェットローリング赤舌に変貌。……やはり怪獣映画。

こういうふうに妖怪モノなのに怪獣映画化してしまう事象は少し考えものだと個人的には思う

 

そういえば、赤舌をみていて何かに似ているなぁと個人的に思い、頭の片隅で考え続けていたのだが、答えが出た。

デジモンアドベンチャーに出てきた『イッカクモン』だ!と。

無限大な夢のあとの何もない世の中じゃ~

 

デジモンのネタが出たついでに話したいことなのだが、前に、東京の大泉学園の方面に行ったことがある。
そこは東京西部の、主に住宅街が広がる閑静なエリアなのだが、その住宅街から少し離れたショッピングモールのあたりにデジモンアドベンチャーのイラストがデカデカと張られていた。

なぜ大泉の地にそういうものが貼られているのかというと、東映アニメのスタジオがあるから、である。

一応、アニメの町的な感じで、行政含めプッシュしており、それでデジモンアドベンチャーのイラストが道ばたに貼られていたという感じだった。

そして見たときはかなり感動した。

それなりに人通りはあったし、30代のおっさんなのだから、いきなり飛び上がって奇声を発して喜ぶといった見苦しいことはしない……だが内心、とても強い興奮と感動に鷲づかみにされていた(笑

ちなみに鬼太郎もたしか東映だったと思うので、探したらどっかにそういうものがあったのかな、と思った。

 

#50話 遊園地の吹き消し婆!

 

オススメ度 ★☆☆

 

クリスマス回。

Image by Eak K. from Pixabay

通年アニメでありがちな、季節の反映が見える回だろう。

ねずみ男の元におかっぱの美人が登場。と思いきや、正体は吹き消し婆で、ねずみ男だけでなく、視聴者もガッカリといった感じ(笑

吹き消し婆と姥髪の妖怪婆さん同士のバトル。

 

ラストのシーンにて

「どんな美女でも年をとれば、みんな婆じゃよ」

 

という砂かけ婆のひと言に

「ヤダァ」

と猫娘のマジの素のリアクションで返す。

ちょっと、クスリと来た(笑

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次