・※注意点
本記事にはネタバレが含まれています。
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#73話 爆進! 怒りの土ころび
オススメ度 ★☆☆
土ころび。
エネルギーを浪費しつづける人間社会に一石を投じるのがテーマだろうとおもわれる。
土ころびのビジュアルも不可思議で良い。アニメを見ても、なんだかよくわからない格好なので、不可思議で忘れがたい。

UnsplashのAnnie Sprattが撮影した写真
球体の体、頭頂部?というか、上部がカッパ頭のようにはげており、そのほかは、獣の毛がびっしり生えたような姿。
不可思議なのは、その球体から象の鼻のようなものが伸びている。異形。
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とくに派手なバトルシーンもなく、暴れた動機自体も鬼太郎アニメでは(ここまでずっと見つつづけたので)やや聞き飽きた動機に感じてしまった。
♯74話 大蛇神ヤマタノオロチ!
オススメ度 ★☆☆
ヤマタノオロチとぬらりひょんの回。
さらに子どもたちの活躍が絡む。最近子どもたち登場が少なかったような気がするのでやや懐かしい感じがした。
大きな姿の龍たちが立ち塞がる中を、鬼太郎は一反木綿に乗りばっさばっさと切り抜けていく。

UnsplashのVlad Zaytsevが撮影した写真
その姿は、なかなかかっこよかったと思う。
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ただし、ヤマタノオロチといえば、日本神話にも出てくるようなかなり印象的な存在なのだが、それがなんとなくあっさり終わったという感じなのはもったいないと少し思った
#75話 妖術・鏡合戦!
オススメ度 ★☆☆
珍しくかわいい女の子登場する今回。
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4:30秒くらいのねずみ男や目玉のおやじ、鬼太郎などが昭和感満載のちゃぶ台を前に語っているシーンがあったが、なんとなく、モヤッとした絵に見えた。
この感覚は、デジタル絵がでるようになってから時たま感じる感覚だと思った。
もちろん詳しいことはわからない、私はdアニメストアで視聴してるので、そのdアニメストアの画質などの設定の問題なのかもしれないが。
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ねずみ男のいる公園だが、都庁らしきモノが見えるシーンがあったので、たぶん、新宿中央公園かな、と考えられる。
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敵の姿がどことなく旧大阪万博の太陽の塔っぽいと感じたがどうだろう?
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「うるさいばばあ」とドストレートに返すねずみ男がちょっと面白いと思った。
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今回の見所は、冒頭ねずみ男を罠に掛けた女の子がかわいかったのが見所だろうか。
声も良く、ヴィジュアルも鬼太郎にしては今っぽかったような気がする。
#76話 灼熱の妖怪! ひでり神
オススメ度 ★☆☆
かなり珍しい、子泣きじじい回と言えるだろうか。
テーマは、90年代くらいから現れ始めた効率化と省力化によって変わり始めた酒造りを土台にして展開される物語。
話は少しずれるのだが、80年代くらいから昭和のやり方が変わり始めたのだろうと推測される。80年代はバブルになって日本経済が活況だった一方、(70年代から始まる)円切り上げや石油危機など、日本の円や日本経済にとって向かい風となるようなイベントがポツポツとあり、水面下での状況は悪くなり続けていた。
そしてバブルは崩壊。
現場レベルではそういう逆境を凌ぐ方針として、機械による効率化や省力化などを推し進めたという一面もあると思う。
酒造りで省力化や効率化を追求するのは、むしろやる気があって良いとすら思う。
今は後継者不足や人不足でしめざるを得ないという話も聞けば、なおのこと思う。
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ひでり神との邂逅で昔の心意気は大切にしましょう、という話で幕を閉じる。

Image by WikiImages from Pixabay
それはそれでいいのだが……しかし令和の時代の状況は……考えるのが怖いような気もする。
#77話 海和尚と船幽霊!
オススメ度 ★★★
またも海の話。海の妖怪は総じて攻撃性が高いと書いたが、今回もその推察通りである。【魔物】とでもいえるだろうか?

UnsplashのGiga Khurtsilavaが撮影した写真
海洋恐怖症という精神的な問題を聞いたことがあるが、今回はかなり怖い回で、海洋恐怖症の人は見れない怖さがある気はする。
むろん船幽霊、和尚のビジュアルは怖い。
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夜行さんが登場。
彼は妖怪を平気でパーツ化し、己の発明品に組み込むとサイコパスというイメージが個人的にはある。
前の裁判回でも、鬼太郎とは敵対側の席に座っていたし、敵に回ったらかなりやっかいだぞという怖さがある。
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海和尚の外見も怖い。亀の姿に頭部だけ禿頭の男。さらにその目が黄色に光り、瞳は爬虫類のよう。
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しかし、息子であるトモキチが勇敢だった姿が胸に残る。
船幽霊としてあやつられている父親に説教をかまし、さらに海和尚に戦いを挑む、将来有望な少年だと思った。
大人になったら村のまとめ役的な漁師になるような気がする。その片鱗を感じられる勇敢さだと思う。
#78話 ぬらりひょんと蛇骨婆
オススメ度 ★★★
倒したはずの鬼太郎の影にライバルであるぬらりひょん。
ヴィラン側がおびえるという構図の物語。
追うものと追われるものが逆転している不思議な構図はなかなか心惹かれる。
鬼太郎が驚かす立ち位置にいる回といえば、幽霊列車回や宝珠閉じ込め回などが思い出される。今回もまさにそれ、たまにあるホラー鬼太郎がみえる回である。
さらに鬼太郎の生い立ちにも触れる。
114話の長大な物語だが、鬼太郎自身の背景にはほとんど触れられずに話は進む。
それで問題はないのだが、やはり気になったりはする。
そういう微かな疑問に光が差し込む回と言えるだろう、ファン必見の回。
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鬼太郎が失踪して、猫娘たちがお通夜レベルに気持ちか沈んだ状態で話が始まるのだが、何でいきなりお葬式の話が出てくるのだろう。
鬼太郎に何かあったはずじゃ、皆で助けに行くぞ!
オー!
そういう意気込みにはならない。
鬼太郎が三日帰ってこない。もう死んだかもしれない。
嘘よ
そうして落胆し、お通夜状態。
このあたりの温度感やポジティブ度合いというところに少し違和感を感じた。
もう死んだ前提で話が進んでいるのは行き過ぎのような気がする。
もちろん鬼太郎を死んだ前提にして話を進めればよりホラー感は増す、たぶんそのためだろうとは思う。
私が感じた違和感も、ホラー感は増したし、エンタメ的にも成功した、だったら、まあいいか、で流せる程度のことではあるか。
#79話 中国妖怪襲来!(前編)
オススメ度 ★☆☆
3分くらいのところ。デジタル絵だからなのか、単純に絵自体が変わったからなのか、鬼太郎ハウスからおどろおどろしさがかなり消えたように思う。
明るくなってパキッとしたような絵のせいかもしれない。
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中国妖怪と戦うために、サトリや丸毛など珍しい妖怪が出てきていた。
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「あんな雑魚妖怪どもでまともに勝てると思ってるのかよ」というねずみ男のドストレートな発言に妙に納得してしまった。
ねずみ男の選球眼は正しいのだ(笑)
しかし蓋を開けてみると、雑魚妖怪と侮られていたサトリ、カワウソなどは善戦、一度は、敵の妖怪勢力を退けることができた。
日本の妖怪も見た目に似合わず戦闘力はあるようだ。
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鬼太郎とチーの肉弾戦。
鬼太郎を押し込む最後にチーはかかと落としを食らわす。
が、ちょっと作画に違和感を感じてしまった。

UnsplashのMartti Salmiが撮影した写真
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あれ、一度大穴に落とされてのびていた敵妖怪たちがいつの間にやら大穴から出ていた。
……??
日本妖怪たちは穴から出るまで何をしていたのだろうか……?
チーと鬼太郎の肉弾戦は、どことなく単調な気がした、そこは少し残念だった。
#80話 中国妖怪襲来!(後編)
オススメ度 ★☆☆
いきなり猫娘のナレーションで回が始まる……なんとなく『城ノ内、死す』のナレーションぽいな、とは思ってしまった(笑
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ねずみ男の活躍で、妖怪反物化した鬼太郎を奪取し、井戸仙人のところへ逃れる。
かなり大活躍ではないだろうか。
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チーの正体が九尾の狐の弟だった……とはいえ、またも狐系の妖怪である。

UnsplashのNagara Oyodoが撮影した写真
いや、そうであるなら、天狐や空狐などの神霊は応援に来てくれないのだろうか……?
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夜行さんは強そうなので個人的に心強い。おまけに輪入道もいた。
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最終的にチーは自らどろどろとした液体になり鬼太郎勢力に対し、捨て身の全体攻撃を仕掛ける。
しかしここでもねずみ男が活躍。
チーから失敬した丸薬をそのどろどろの液体に飲ませ(吸収させ)、逆にチーを反物化させる。
勝利を決める重要な働きを示す。
なにげにねずみ男の活躍が素晴らしい回だと言えないだろうか?
MVPは彼であると思う(笑
ただせっかくの上下回なのにどこかバトルシーンにもややパンチがなく、かといって知略によって勝利をもぎ取ったというわけでもない……中国妖怪の侵略という大きな舞台で、話数も上下というわりに、少しパッとしない印象だった。


